プレゼンテーションの方法(プレゼンメソッド)を検討する

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参考:【情報】プレゼンには欠かせない「XXメソッド」あれこれ

私がよく愛用する(何も考えずに使えて効果が高い)高橋メソッド以外にも、色々なプレゼン手法があるよ、というお話です。
私も(使いながら)よく忘れるので、ここにまとめておきます。

(詳細は参考リンクをご覧ください)

参考リンクで紹介されているメソッド

高橋メソッド

いつものやつです。
大きな文字をスライドにバンバン出していくやつです。

もんたメソッド

最近、みのもんたを見ないので「テレビフリップのアレ」と言ったりしますが、もんたメソッドはバラエティでよく使われますね。
フェードアウトするようなアニメーションが使えると、より効果が高まります。

見本例

綾瀬メソッド

これはなかなか勇気が要ります。
まずターゲットとなる画像を探して、画像の人に許可を得て、使用して大丈夫な発表会かどうかも考えなければなりません。
公序良俗という観点や、今流行りのイデオロギーの観点から考えてもリスクしかありません。

平林メソッド

これは聴衆の反応を見ながらスライドを変える、というものなので、実は無意識にやっている事かもしれません。
聴衆のレベルが分からないので基礎的な内容のスライドも入れておいて、自分の発表順までに反応が薄ければ「興味がない」のか「レベルが高い」のか、見極めが必要ですが後者なら基礎的スライドは飛ばしてますよね。

平林メソッドでは「そもそも表示しない」という発想なのでしょうが、飛ばすの方が作成難度という観点からもやりやすいかと思います。

スギヤマメソッド

タイトルの前にキャッチーなフレーズを入れて、その後にタイトルを入れるやり方です。
これは非常に分かりやすく効果がでます。

タイトルを見る→解説、という流れだと「そもそもこの発表の趣旨ってなんだっけ?」となってしまいがちですが、
解説(事例など)→タイトルという流れだと「この発表はこういう事をするんだな」となってから話を聞けるので、聴衆の態度が明らかに変わります。
日本だとソフトウェア技術者の会話は「結論を先に言え」というのが比較的多い認識ですが、このスギヤマメソッドはこの理論をひっくり返します。

プレゼンだからできる手法でもあるため、日常会話にスギヤマメソッドを採用するのは注意が必要です。

麻倉メソッド

これはあまりにも使用例が分かりにくいため、ここでは取り上げません。
感動という数値化が難しいものを数値にした、というのが本旨でしょう。
今はAIで感情値を数値化できるようになったので、ある程度は根拠のあるデータを示す事ができそうです。

(カラ練メソッド、渡辺メソッドは発表の話なので、ここでは取り上げません)

大橋メソッド

これは非常に合理的です。
プロジェクターの投影範囲が広いので前列で聴講していた人にとっては広く画面を見なければならないため、一部分に目線を集中することを誘導できる効果が期待できるのは事実です。
ただし、ただでさえ狭い枠をさらに狭く使うわけですから、「スライドの作りをパターン化する」ことで視線を固定する事は可能です。

ただし、見ていて疲れないスライド設計を考える必要があります。
実践で使えるかどうかはスライドの枚数や環境にもよるので、オンラインプレゼンだと少々勿体無い感じがします。

べつやくメソッド

これはブログでこそ有効です。
具体例は本稿を参照してください。

ただし、扉絵をべつやくメソッドに基づいて設計したからといって、クリックコンバージョンが上がるかどうかは別の話です。
プレゼンメソッド全部に言えますが、連発すると飽きられます。

ニコニコメソッド

カラ練メソッドこと「カラオケで練習」メソッドや渡辺メソッドと同じカテゴリーなのですが、発表準備という観点ではアリな気がしたので、紹介します。
スライドの中身を変えるわけではないので、やはりカテゴリー違いな気もしますが、効果が高いのでやはり取り上げます。

といっても、ニコニコ動画をご覧の方は納得できると思います。
動画や生放送で取り入れられますね。
スライドでやるのもとても有効な手法だと思います。

プレゼンツールの上にリアルタイムコメントを反映させるのは技術的に難しいですが、需要は高いので探せばツールなどはありそうです。
(いくつかサービスに登録してみましたが、どれも使った事はないのでコメントは差し控えます)

やまざきメソッド

スライドの全体像と、進捗状況が見れるので聴衆が集中力のコントロールをしやすくなるため、内容が入っていきやすいです。
発表用というよりは、主に教材などで好まれる印象があります。

が、参考元のような形式で使われているのは見られないです。
やまざきメソッド自体は採用されており、形を変えて取り入れられています。
見てもらった方が早いので、スライドを用意しました。

これも進化ですね。

原メソッド

LTでたまーに見られたりします。
スピーカーノートを作るのも面倒くさいので、スライドに盛り込んだという趣旨ですね。
プレゼンスキルが高いくせに、こういったテクニックを駆使してくる人もいるので、なかなかバカにできません。

私のプロフィールスライドも利用者向けのつもりで書いていますが、発表用ではないスライドを作る時にも原メソッドは効果があると思います。

その他

LT用ネタスライド

ツカミの画像を差し込んだり、驚かせない程度に音声を入れてみるのが一番ですね。
場の空気を和ませたり、スライドの半ばに入れて休憩時間を5秒入れてみるだけでもその後のスライドの効果が変わるかも知れません。

空ページを入れる

先述のネタスライドと同じ効果を期待するものですが、こちらはフォーマルな場で使うと良いです。
カジュアルな場だとネタを、フォーマルな場では息抜きを入れるという気遣いはスライドにあってもいいと思います。

ノンスライドトーク

プレゼンの目的はなんでしょうか?
あくまでプレゼンツールは発表を支援するものだから、発表だけで完結するものはスライドすらいらないのでは?というものです。
無謀なようで、原始的プレゼン手法なので取り上げました。
なんと言っても、スライドのために割く時間がないので、トークスキルが高い人だと最も有効なプレゼン手法なのではないかと思います。

誤解を恐れずに言えば、日常会話は全部これですよね。
プレゼンと言うには苦しいシチュエーションではありますが。

総評

使い勝手が良いプレゼンメソッドと、効果が高いが手間もかかるプレゼンメソッドのどちらを取るのか、難しいところです。
ただし、ノンスライドトークでも触れましたがあくまでもプレゼンツールはプレゼンをするものではなく、プレゼンをサポートするためのものでしかありません。
スライドにプレゼンを丸投げできない事を意識しておきましょう。

懸念

プレゼンスライドを勉強会などで使う場合のお話です。
おそらく使い回すことになると思うので、メンテナンスができるようにしておきましょう。
スライドの作り方の話からは若干外れますが、スライドをすぐに変更したり使いまわしたりできる環境は整備しておくべきです。
ドキュメンテーションができていないと、運用を考えた時に困ってしまいます。

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